商品開発ストーリー

商品が誕生し、市場に出回るまでには、多くの人々が携わっています。
数々のハードルを越え、どのような想いで見事製品化に繋げたストーリーをご紹介します。


「ABS乾燥こんにゃく」が世界特許に

「ABS乾燥こんにゃく」が世界特許に糖尿病患者向けの血糖値の上がりにくいパンや、こんにゃくで作られた麺は美味しさは別にしても既に存在しておりました。しかし日本人にとっての主食であるごはんで血糖値の上昇が少ない物はありませんでした。

京都高雄病院からの依頼で、父親と同じように糖尿病で苦しんでいる多くの患者のためにも「血糖値の上がらないこんにゃくごはん」を作ろうと決心しました。
そこで自分だけの技術では足りない部分を多くの方々に協力を得て、食後血糖の上昇を最小限に抑えることが可能なABS乾燥こんにゃく米の開発が実現できました。


その後日本と韓国で特許を取得し、現在中国、インド、アメリカ等にも特許申請をしております。ABS株式会社では現在、このABS乾燥こんにゃくを使った糖尿病患者でも食べられる糖質制限ごはんはもちろんの事、小麦粉を一切使用しない糖質制限こんにゃくパンはじめ、素材そのものが持つ糖質で低糖質化が難しいとされるさまざまな食品の開発を行ってまいります。

こんにゃく屋だからこそ

こんにゃく屋だからこそ世の中の価値観は時代によって変化し、創業時のモノがない時代は、同社はこんにゃくを作ること自体がある意味社会貢献でしたが、モノそのものが有り余っている昨今、その意味合いが少なくなってきました。

食品メーカは食べられない方々に食べて頂けるような環境を作るのが役割だと考えております。以前のように物が足りない時は一人でも多くの人に手軽に食べていただけるように大量に作ることで、食べられない方に食べて頂くことが可能となりました。

「もっと美味しい物」、「もっと安心・安全な物」これらを追求することによて美味しい物が食べられるようになり、そして安心に召し上がって頂けるようになってまいりました。
そこでこの後は、病気で食べたい物を食べられないという方々に、安心して召し上がって頂ける製品作りが今後求められる事であるのではと考えております。父が始めたこんにゃくで、世界中の糖尿病患者を救うことは、父の喜びになっているだろうと考えております。
今後は日本だけでなく、このABS乾燥こんにゃく通じて世界中の糖尿病患者を救っていけたらと考えております。


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